文殊山登山
12月6日(日)晴れ時々曇。参加者、男8名、女6名計14名。今日はYさんの友人の女性1名が初参加です。国東地区の文殊山(616m)登山、文殊仙寺、石立山岩戸寺、Yさん宅立寄りの行程でした。10号線中山香の手前から右折して国東半島の中央部を目指す。道路はりっぱだが、曲がりくねって、基本的には登りである。文殊仙寺まで9kmの表示からは狭い上り道が相当続いた。寺は六四八年開山と古く、文殊の知恵とあるように、知恵の神様でお参りも多そう。駐車場なども広々していた。準備体操をして、9:12分登山開始。300段あるという階段の途中から登山道に入る。本殿参拝は帰りにとした。すぐに杉林が始まる。手入れがいきとどいた大きな杉が頂上近くの尾根に出るまで続いていた。登るにつれ急坂になった。足元は柔らかい黒土で、雨が少ないせいか、滑らなかったのは幸いでした。途中清滝観音に立寄り。崖を掘り込んだような位置に、小さな社がありました。お参りの後、お堂横の湧き水で一口喉を潤した。尾根にでると急に風当りが強くなった。体感温度が下がり、今が冬であることを感じさせられた。10:55分山頂着。頂上は広場になっていたが、眺望は木々に遮られてよくない。姫島や国東の町が垣間見えた。早めの昼食を北風を避けて南側の窪地で開宴。せっかくの持参ビールが寒さのため、遠慮する人がでて、需要が少なかった。11:35分下山開始。往路と同じ道であったが、途中で別ルートの紫竹観音、文殊仙境経由の健脚組みとに分かれて下山することになった。紫竹観音は崖下の小さな石の祠の中に観音様が、ひっそりと納まっていました。文殊仙境ルートは途中に大きな石や岩山がでてきて、ロープ(これは登路でもでてきた)の他梯子など変化に富むものでした。途中での岩峰の風神岩は背後に登頂した文殊山を控え、眺望が臨めました。文殊仙寺の裏手に降りて来ましたが、神木とも言える大きな背の高い銀杏の木が寺の横手にありました。上からみると、落葉で一面真黄色の広場があるようでした。下に降りてみると、何重にも銀杏の葉っぱが重なっており、登山靴が黄色の中に沈みこみました。文殊仙寺本堂では知恵の水が置かれていました。これからの長い将来に期待をこめて、小学生が代表して飲みました。「普通の味がした」というのが本人の感想でした。13:00下山。ここで先に下山していた組と合流。次に石立山岩戸寺には30分ほど、ひたすら車を走らせて到着。岩戸寺宝塔(国東塔)などで有名らしいが、本堂の奥のほうにあるというので、本堂での参拝だけで、今回は拝観しなかった。最後は日出のYさん宅に。Y家では裏の畑でキュウイの収穫。3台の脚立を使って総勢で大きいものを選り分けてのキュウイもぎり。相当な収穫をした。さらに座敷で手作り鶏飯などの提供を受けた。Yさんには恐縮、感謝して、収穫物をお土産に皆さん大満足で帰宅についた。今日の温泉は帰宅途中での別府にしました。
次回は1月4日(月)に大分の霊山、本宮山の登山。下山後新年会をします。
スタート前
杉木立の中を登る
文殊山山頂
風神岩で、後ろは文殊山
文殊仙寺の銀杏の落葉
岩戸寺