5月登山報告
5月17日(日)雨時々曇、参加者男3名。ずっと前から雨の予報。前日の電話の確認で、とりあえず集まろうということで、当日、大分駅7時30分に集まったのはKリーダ他男2名の計3名でした。
この時点では薄曇りで雨の気配はなかった。とりあえず予定の涌蓋山(わいたさん)を目指して出発。今日はメンバーのKさんが他の山仲間を案内して登ろうと、前日から現地の民宿に泊っているというので、現地で合流の予定。湯布院を過ぎ、横断道路を進むころから、予報どおり雨が降り始めた。筋湯近くの宿でKさんとその仲間2人と対面。そのメンバーは日本二百名山などを目指していると、相当なつわもの登山家の様子。涌蓋山には天候を考慮して、昨日登った。今日は背振山に行くとのこと。ここでKさん達とは別れて、山菜のウド採りとおむすび山登山に、今日の予定を変更することにする。我らのリーダは天候など、状況変化に応じて様々なプランをもっているのである。
草山が広がる道路脇に車を止めて、見かけより急勾配の道を登って行くと、あちこちにウドの草(?)があった。力かぎりに根を引き抜いたが、途中で切れるものが多く、根の先に鬼の角のような2本の根ヒゲが着いて完全な形で取れたものは少なかった。雨が少し降り出したところで、収穫物を道端に置いて、おむすび山の登山にかかった。来た道をそのまま進んで、10分あまりで、おむすび山の山頂の標識。1083m、9:41分着。折りしも雨は横殴りで、風が強くなった。帽子を飛ばされないように、早々に山を駆け下った。車に戻って、ウドを採り、山にも登り今日の主題は完了。時間は10時前。もう温泉もやっているだろう、朝湯に入ろうと宝泉寺温泉の手前にある壁湯に行く。旅館、福元屋の露天風呂として、川岸の洞穴を湯船としている温泉である。ここは混浴だそうだが、先客は男性2名。湯温が低いのが特徴で、肩を出さないように口元まで湯につかっている。お湯は洞窟の奥の割れ目から出ているようで、完全な源泉かけ流しである。いくら入っても温まらないが、一時間近くになったろうか、腹も空いてきたので、切り上げてあがる。先客2名はまだ入っていた。昼前になったので、近くの九重インターのきの子の屋根とベンチのある小公園で昼食。いつもの賑やかな女性軍がいないので、静かである。湯布院経由で帰途につく。途中狭間近くで、F氏宅に寄ってみる。南側は見晴らしの良い高台で、花畑などいかにも静かで、空気のよさそうな環境でした。あいにくと、畑に行っていて会えない。もう一つYさん方を訪問。ペット霊園を経営していて、初めて見る供養棚など興味深かった。開業の様子、最近ペット事情など話が弾んだ。敷地内の広場で犬の訓練の催しが行われていて、各種の犬とその飼い主のやりとりを見学した。
今日はあいにくの天候で、予定の涌蓋山には登れなかったが、ウドの収穫とおむすび山への登頂、同期生宅の訪問など、それなりの日でした。来月は6月14日(日)の予定です。またいつものように多くのメンバーと登りたいと思います。(5月は24日に祖母山に登ると思ってました)
本日のメンバーとKさんとその仲間
ウド採り風景
ウドの草むらとおむすび山への道
おむすび山頂上
壁湯洞窟温泉